日曜日, 2月 15, 2009

外国人と契約書類

End of contract by El Fotopakismo with CC License Attribution

さて、住宅ローンの本契約にこぎ着けた私たち。
しかし、ここでも外国人ならではの困難が・・・・。

契約書類の重要事項は本人が書かなければならないのです。外国人にとって、漢字を書くのは本当に難しい作業(売買契約についてのページも参考にしてください)。

それなのに、大問題が発生したのです。

それは・・・・・「戸籍謄本と住民票の登録名が異なっている」ことがわかったこと。



ミドルネーム(本来全く使っていません)が

戸籍謄本→発音通りの読み
住民票→カタカナ表記の読み
外国人登録→未登録


と全部見事にバラバラになっていたのです!

いろいろと調べたり問い合わせたところ、戸籍謄本では主人が発音したものを役所の方が聞いて、聞こえた通りに登録していたのではないかということになりました。


ということで、申し込み書類は全部書き直すことに決定。


しかし、名前の記載をどういうふうにするのかでまたもめました。このようなことは銀行でもレアなケースで本部でも判断に迷っているとのこと。数日検討していただいた結果、永住権の申請がどのような記載でされたかを確認し、それに合わせましょうという事になりました。

入管に事情を説明し問い合わせたところ、なんと・・・

「永住権申請では読みを書く欄はありませんよ(笑)」とのこと。


結局 ミドルネームの読みは書かないことになりました。


売買契約の署名は・・・・住民票とおなじだったはず(汗)。
指摘されるまでは何も言わない事にします。


その後銀行からのお手紙には
姓・名・ミドルネーム(姓・名の読み)がご丁寧に記載されていてなんだか笑ってしまいます。


ちなみに、外国人登録では「こういう風に読んでほしい」という通称をカタカナで登録できるそうです。