日曜日, 2月 15, 2009

値引きが必要な理由は?

さて、欲しいマンションが見つかったものの、予算オーバーが確実になって落ち込んでいた私たち。


・・・だったのですが、やはりあきらめきれず。
とりあえず希望価格を「4400万円」に設定、「購入申込書」を提出しました。つまり、ちょっと生活が苦しくなる事を覚悟で購入に踏み切ろうという、まったく無謀な失敗例です。
(私たちの失敗が少しでも誰かの役に立つ事を願います!)

これは、購入する意思があることを売り主さんにきちんと示す意味を持ち、価格交渉を進めるためのものです。条件として、「土地の配分が適切である事」をあげ、ローンが通ったら購入する旨の書類にサインをしました。これで、逆に言うと価格にOKが出て、ローンが通ったら購入しなければならなくなりました。

実はこの間、他の業者さんにお願いしてリノベーション物件として適切かどうかの確認をしてもらっていました。「購入申込書」を提出する前に、購入するに値する物件なのか、仲介業者以外の第3者に確認してほしかったのです。


建築士さんからのお返事を待ち、「購入申込書」を提出し、あとは売り主さんがこの価格で売っても良いと判断してくれるかどうかをまつのみ。返事は数日後に・・・・。




売り主さんからのお返事、「テラスのプレハブ小屋の処分をそちらでしてくれるなら値引きする」とのことそうです、なんと売り主さん勝手にテラスに違法建築してました(そんなもの置いていいの?と思ったら、隣近所のビルの屋上にもありました、プレハブ小屋・・・)。。それを解体の際に一緒に処分してくれたら、って。しますともしますとも。



それから数時間。
売り主さんからのOKが・・・・・。
この時点でローンが通ったら購入できる事が決定しました。


今回の価格交渉が(自分たちなりに)うまく行ったのは・・・

「とても良い物件だが、思ったよりもリフォームにお金がかかりそうなため、その分値引きしてほしい」

という具体的な理由があったから、だと思います。
仲介業者さんにはリノベーションにかかりそうな金額、頭金、無理のない返済期間、金額等細かく伝えていたので、私たちの経済的な状況もよく理解していたいた事も良かった点です。

ただ単に「安く買いたい」だけでは自分の愛着ある住まいを手放す方に失礼ですよね。
売り主さんは長年のいろいろな思い出のある家を他人に渡す事を決めたとはいえ、寂しさがないはずありません。

私たちが、そういった売り主さんの気持ちを大切にしたいと思いながら交渉した事が、きっと伝わったのだと思うようにしています。