日曜日, 2月 15, 2009

金利方式の種類

はじめて住宅ローンを組もうと思っている方にとっては、最初の難関が【金利方式】の選択だと思います。
私たちにとっても例外ではありませんでした。

以前に紹介した2冊の本をとっかえひっかえし、マーカーや付箋を駆使してなんとか理解しようとがんばりました。せっかくがんばったので、ビギナーの方に簡単にご説明を・・・(ちなみにみずほ銀行を例にしています)。


【変動金利方式】
年に2回金利の見直しがされます。その際すぐに返済額が変わる訳ではなく、その後5年間(10月1日の基準日を5回経過まで)は毎月同じ返済額です。ただし、毎月の返済額の中で元金と金利分が調整されるので、同じ金額を支払っていても元金充当分が減ったり増えたりする可能性があります。5年目以降の返済額はその時点の金利が適用されます。返済額は変更前の返済額の125%以上は増えません。
月々の返済額は低く抑えられるが、金利上昇→返済額アップのリスクが。

【固定金利選択方式】
店頭表示金利より数%金利は高いものの、いったん設定された金利は選択した期間中は変わらない(通常2年から20年の間で選択)。
金利は数%の差であるが、月々の支払い額には数万円の差が生じる。

【上限金利設定方式】
選択した期間内は設定された上限金利を上回らない。ただし金利が高めに設定されているのに金利優遇はない。利用者も少ないという(銀行担当者談)。



現在のところ金利が非常に低くなっいて「変動金利型」を選択する人が5―9割になっているということです。