水曜日, 3月 25, 2009

いつ、どんな費用がかかるのか【諸費用編】

手元の現金は限られているもの。いつどのタイミングでどのくらいのお金をどこに支払う必要があるのか、は重要です。どんなお金がどれくらいかかるかの情報は得られるのですが、「いつ」に関してはあまり情報がありませんでした。そこで、ここでは、我が家の例をを振り返り簡単にまとめてみます。

表1はマンション購入までの3つの段階に分けて、それぞれの時期に支払ったものの項目とおよその価格をまとめたものです。つまりこれらはローンが下りる前に現金で用意しておかなければならない金額といえます。

中古マンションの場合、諸費用は新築の場合より高く、一般的に物件価格の6%〜9%といわれています。ちなみに、私たちの場合を計算すると、現在までに支払った諸費用は物件価格の6.7%です。ここに、引っ越し費用と登記にかかる費用を含めると約9%になる予定です。
※手付金は加えていません。


表1.諸費用と支払い時期


この表にリノベーションに関する費用を加えてみました(表2)。このように、リノベーションを前提にしたマンション購入では、ローンが下りる前に、表1に加えて設計料の支払いが生じます。


表2.諸費用およびリノベーション費用と支払い時期

ちなみに、マンションの引き渡しが終了した時点で、登記費用を加えた諸費用の割合は、物件価格の8.2%です。
このように、特にオンボロ物件を購入しようとされる方、資金計画に余裕を持たせるには、物件価格の1割を諸費用として計算しておくのが良いと思います。